なかなかブログを更新する事ができずに申し訳ございません。
今日は、作品紹介の第3回です。
【Massage Airplane】 Design by 昌子 衛
~猫型カードにメッセージを書いて、紙ヒコーキに挟んで飛ばそう♪~
《「紙」と聞いて、真っ先に想い出したのが、子どもの頃、せっせと折っていた紙ヒコーキでした。当時はいろんな形に折り、いろんな飛び方をするのを楽しんでいました。今回は懐かしの紙ヒコーキに、「猫型メッセージカード」を乗組員として乗せて飛ばせるようにしてあります。メッセージカードには好きな言葉を、ヒコーキ本体には好きな模様を描いてどんどん飛ばしましょうね♪》(※デザイナーキャプションより)
紙で楽しく遊ぶ。
子どもの頃の楽しい思い出を復刻した紙ヒコーキキット。
デザイナーのライフワークである猫デザインと共に。
さまざまなカラフルな色の紙ヒコーキを、子ども心に描く夢の色のように鮮やかに大きく広がるように。遠くまでとばしたい。
PAPER+Kイベントは、当初5/11~5/31を予定していました。(※愛知県の緊急事態宣言発令で延期)
今年の母の日は5/9(日)、父の日は6/20(日)でした。
親子のふれあいや絆を意識するタイミング。
小さなお子さんと仲良く親子で飛ばしあいっこするシーンや、かわいいお孫さんに紙ヒコーキの折り方を教えるおじいちゃんの姿を想像したり…ちょっとした感謝のことばやメッセージを添えて。
大人のわたしたちも、ふと童心にかえり純粋に紙で遊ぶ、紙を折る、つくる、工夫する、シンプルに紙の魅力を再体験するプロダクト。さぁ、いまこそ未来へはばたこう。夢と希望を大きく広げよう。
ちなみに、紙飛行機の「滞空時間」の世界記録保持者は日本人。
記録時間:29.2秒
記録保持者:Takuo Toda
挑戦日:2010年12月19日「
飛行距離」の世界記録保持者はアメリカ人。
記録距離:69.14m(226.10ft)
記録保持者:Joe Ayoob and aircraft designer John M. Collins
挑戦日:2012年2月26日
PAPER+K会場では、実際に飛ばせる紙ヒコーキサンプルを用紙してお待ちしています。PAPER+K紙だからできることデザインでつなぐ撮影:吉田 宗義
<プロダクト製作の見どころ>
シンプルな紙ヒコーキは、飛ばし手の自由な発想で、文字やイラストを描き加えてもらえるよう、あえて印刷はせず無地紙とした。
軽さと強度のバランスを検討し、カラフルで色の種類が豊富なTANT<70>(81.4g/㎡)を使用。
乗組員である猫型メッセージカードはケンラン「き」<180>(209g/㎡)紙。
乗組員カードをどこに乗せるかで、紙ヒコーキの重量バランスが変わるようにもなっている。
会場に展示のイベント告知ポスターとPOPも猫型。
その大きく目立つ目の表現には、深めのレーザー彫刻を施しており、印刷表現とは異なるくっきりとした輪郭の凹凸表現も見どころ。紙を削るという加工で紙の表情が変わる面白さにも注目。